どもども、サムドルフィンです^^
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【文字起こし】【おすすめ書籍】『大衆の反逆(オルテガ・イ・ガセット[著], 佐々木 孝[翻訳])』の紹介その事の良し悪しは別として今日のヨーロッパ社会において最も重要な一つの事実があるそれは体臭が完全な社会的権力の座に登ったという事実である皆さんどうもこんにちはあるようです皆様はオルテガイガセットの名を聞いたことがあるでしょうか彼は1883年にスペインで生まれた哲学者です哲学者といってもオルテガは他の哲学者のように体系的で難解な思想書を書いたのではありません彼はエッセイや新聞に発表した記事によって一般市民を対象に自分の思想を簡潔な語り口で表現したんですそのようなオルテガの近くの中から本日は最も有名な傑作大衆の反逆を要約していきたいと思います第1次世界対戦後の1929年に書かれた本書はファシズムや共産主義などの野蛮な思想が跋扈しモラルの大敗したヨーロッパを大衆が権力を握った結果であると痛烈に批判しています本日紹介するのは弱いかの水です第一章20世紀は大衆の正義である第2章人と違うものを社会から閉め出そうとする体重の巨**第3章体臭は突如として近代文明に放り出された原始人であるおよそ100年前に書かれたにも関わらず本書は現代にも通用する普遍的な命題で盛りだくさんの内容となっています是非最後まで見ていってくださいそれでは早速参りましょう第1章20世紀は大衆の正義である都市は人で道いえ家は借家人で満ちているホテルは泊まり客で医者は旅行客で喫茶店はお客で道路は歩行者で満ちている有名な医者の待合室には患者があふれ映画や演劇には関数が群がり海浜は海水浴客で溢れている以前には問題にならなかったことがつまり開いた場所を見つけるということが今や日常の問題となり始めているのであるこれは21世紀の今書かれた文章ではありませんなんと今からおよそ100年前の1929年にヨーロッパで書かれた本性大衆の反逆の一説なんですこの数行読むだけでも本書がまるで現代の私たちが抱える諸問題を予言していたかのように思えるでしょうこのように世界が体臭で溢れかえる様子を本書でオルテガは10万と呼んでいますそのような10万において私たちが目にするものは文明が生み出した設備や力を所有している群衆そのものなんですここで2木のように煩悶する人がいるかもしれません10万がどうしたというのがそれこそ理想の姿ではないのか劇場には人が座るために観客席があるのではないか列車の座席もホテルの部屋も同じことではないのかと確かにそのとおりでしょうしかし以前にはそうした施設や乗り物が満員になることはなかったのに今では人が溢れているばかりかそれらを利用しようとして果てしない数の人々が行列をなし外に取り残されてしまっているのが現状なんです以前はそのようなことがなかったのに現在では当たり前になっているこの変化こそが重要であるとオルテガはいますではなぜかつて普通のことではなかった10万円が現在では当たり前のことになったのでしょうか群衆を構成している人々が無から生じたのではないことはもちろんですところが大衆の反逆が執筆された当時ヨーロッパの人口はその15年前とほとんど変わっていなかったと言いますむしろ第1次世界対戦によってヨーロッパの人口は減ったと考えるのが当然でしょうここで私達は非常に重要な問題点に突き当たりますそれはこれら群衆を構成している個々人は以前にも存在してはいたものの群衆としては存在していなかったということなんです彼らはごく小さな集団をなぜかまたは個々人がバラバラに世界のあちこちに分散し他人からは離れた場所でまちまちの生活を行っていたんですところが今日彼らは突如として集団として現れ私たちはどこへ行っても群衆を見かけるようになりましたいやどこへ行って江本いうのはやや語弊がありますね正確には彼ら群衆は デモではなく人類文化の高度な初産でありかつては少数者のために取っておかれた斎場の場所すなわち俊哉劇場やホテルに我が物顔で姿を現したんですこうして群衆は突如として現れ社会における材料の場所を占領しました以前にはたとえ群衆は存在していたとしても人目には触れませんでした群衆はあくまで社会という舞台の背景に過ぎなかったんですところが今や群衆は舞台の前面に進み出て主人公のような顔をしてのさばり歩いているんです社会とは少数者と体臭のダイナミックな統一体であるとオルテガは定義しますここでいう少数者とは特別の資質を備えた個人または個人の集まりであり一方体重とは特別な資質を持たない人々の総体を言います従ってオルテガの優待シュートは単に労働者階級一般を表すのではなくいわば平均人を表しているんですつまり対数とは生まれ持った階級ではなく万人に共通な性質のことなんですこのことからオルテガは一人の人間を前にして彼が大衆であるか否かを識別できるといいます体重とは自分自身に特殊な価値を認めようとはせず自分は他のすべての人と同じであると感じそのことに苦痛を覚えるどころかむしろ逆に他の人々と同一であると感じることに喜びを見いだす人の事なんです一方少数者とは他の人々以上に自分自身に対してたくさんの高度な要求を貸す人のことであるとオルテガはいます従って少数者とはしばしば体重できなくはなどで悪意をもって描かれるように我こそは他にすぐるもの形と信じ込んでいる僭越な人間などではないんです少数者は自らに多くを求め進んで困難と義務を1とする勇敢な人々なんですそれに対して体重は自分自身に対して特別な要求をしません義務も負わず自己完成のための努力もしないんです大衆にとって生きるということは肉体の瞬間的な連続でしかなく彼らはまるで海に浮かんで風にまにまに漂うブイのようなものなんですこれらのことから社会を大衆と少数者とに分けるものは上流階級や労働者階級といた生まれ持った社会階級による分類ではなく人間の性質によっては分類であることがお分かりいただけることでしょう従って厳密に言えば上流階級の中にも体臭が存在しその反対に労働者階級の中にも少数者が存在しますこの子音は他の全ての階級において同様のことが言えます例えば今日では特殊な知識や技能が必要とされる的分野においてさえその性質からして無資格と言わざるを得ないような似非知識人が跋扈していますまた現代に残存する数少ない貴族階級においてすら同様のことが言えるでしょう反対に以前であれば大衆そのものとみなされていた労働者の中に冷静された高貴な精神の持ち主を見いだすこともお金にしてはまれではありません社会には特殊な才能がなければ立派に遂行することができないような極めて多種多様な仕事が存在します芸術家政治などがその例です以前であればこのような特殊な仕事は天分のある少数者によってなされるのが当たり前でした来週はそこに割り込むとはしなかったんですかっての体重は社会の健全な力学関係にエル事故の立ち位置を慎ましく把握していたんですしかし今大周はどのような慎み深さを手放したように見えます体重は今日図々しくも社会の全景に進み出ることを是としかつては少数者のみのものであった施設を占領し文明の利器を乱用したい欲望の限りを尽くして辛くを享受しようとしています劇場やホテルなどの施設が体重で満杯であるという先ほどの10万の様子を思い出しましょう19世紀のヨーロッパの劇場やホテルは何も規模の小さいものでしたこのような規模の小ささはそれらが群集を予測して作られたものではないことを物語っていますそれらはもともとを少数者のための建物だったんです今やそれらの施設はむらがり集まる人々で常時溢れかえっています来週は厚木の時代の到来をつまり大衆が大衆であることを 少数者を押しのけその家に着くという新しい時代の到来を物語っているんですここで第1章まとめておきましょうポイント市今日かつては少数者のものであった年や劇場は体臭で溢れ返っておりそのような状態をオルテガは10万と呼ぶポイントに少数者とは自らに高度な課題を課す高貴な精神の持ち主であり大衆とは自己完成のための努力をせず流されるように生きる人々のことであるしたがって貴族の中にも体重は存在し逆に労働者の中にも大きな少数者が存在するポイント3体重は芸術や政治などの特別な食堂には口出ししないというかつての慎み深さを忘れ今や少数者を押しのけてその地位に就こうとしている第2章人と違うものを社会から閉め出そうとする体臭の評判第1章ではでは社会という舞台の背景に過ぎなかった体臭が今や少数者を押しのけて表舞台に躍り出ているという事態を見てきましたしかし来週の図々しさは劇場やホテルを占領するという享楽の面だけには止まりませんでした第2章では体臭が享楽の簒奪の日には満足せず少数者を押しのけて政治や学問にまで割り込んできたという問題について解説していきましょうオルテガは近年の政治的変革は大衆の政治権力か以外の何者でもないと言いますかつてのデモクラシーは正しい自由主義の価値観と桜に対する情熱によって支えられたものでしたつまり人々は自由主義の原則と遵法することにより厳しい規律を維持するように自分自身を律していたんですそのような社会では自由主義の原則と方の庇護のもと少数者はのびのびと活動し生きていることができましたしかし今日私たちは超デモクラシーの勝利を目の当たりにしています今や古き良きデモクラシーは廃され体臭が法を無視して直接的に行動している物理的な圧力を手段として自分勝手な希望を境に強制しているんで勝手の自由主義的デモクラシーの時代には体重は公の問題に関しては政治家という少数者の方が自分たちよりも詳しく知っていると考えていましたところが超デモクラシーの今日体重は喫茶店での与太話から得た稚拙な結論を実社会に矯正しそのような根も葉もない政治思想に保護の後ろ盾を与える権利を持っていると信じ込んでいるんです来週のような風車が今日ほど直接的に支配権を振るうに至った時代は歴史上かつて存在しなかったでしょう同じことが政治以外の分野でも特に素敵な分野で怒って今日の体重はそこから何かを学ぶために本や論文を読むのではありません彼らは自分が持っている平俗な知識と一致しないというわけでその著者を非難し断罪するためだけに本や論文を読むんです今日の文筆家はそのことに留意して点を取る必要があるでしょう体臭を構成している個々人が自分には特殊な才能があるのだと信じ込んで政治を語ったり本や論文を批判するのであればまだマシな方ですなぜならそれは単なる個人的な錯覚の一例に過ぎず社会秩序の霍乱を意味するものではありません今日の問題は凡俗な台風が自分が満足であることを知りつつ凡俗であることの権利を完全としてほしい社会のあらゆる場面でそれを貫徹しようとするところにあるんですこのことはつまり大衆は他人と違うということを是とはせずレオ許さないということを意味します来週は今や一才の非凡なるもの一切の提出するものを個性的なものを特殊な才能を持った選ばれたものなど人とは違うものを席巻しつつあります凡俗でないものつまり大衆とは違う考えを持つ者は体臭によって社会から閉め出される危険にさらされているんです俺て可愛います以上が現代の恐るべき事実でありその一割ない残酷な実装なのである20世紀初頭に書かれたはずのこの一節はまさしく21世紀の現代にもそのまま通用する言葉であると言えるでしょうオルテガは体臭が社会の前面に躍り出たかこの歴史的事実として滅亡したローマ帝国を例に挙げていますローマ帝国は現代と同様多数者が指導的な少数者を席巻して失脚説明その他に登った大衆の反逆と支配の歴史でした 現代と同じように10万の現象が現れたんですだからこそローマ帝国は現代と同じように巨大な大建築を立てなければならなかったんです大衆の時代とは巨大なるものの時代であると言えるでしょう危機の時代には過去の歴史から学ぶことが何より大切です今一度歴史を振り返りつつ体臭がどのような経緯で少数者を退け社会の表舞台に表れたのかを見ていきましょう18世紀にある少数者たちが全ての人間は生まれたという事実によってある種の基本的な政治的権利いわゆる基本的人権と市民権を授けられるということを発見しましたさらに彼らはそのような権利を得るためには何ら特殊な資質を備える必要はなくそればかりかそれが万人に共通したものであることが権利が権利として存在して売る条件であると考えたんですこのことから万人に共通しない権利すなわち階級的な世襲を含む特殊才能に関連した一切の権利は特権として非難されることになったんですこのような人は初めごく少数の人々の単なる着想であり学説でしかありませんでしたところがその後それら少数の人々はこの人を実際面に活かし始めその正当性を説くとともにその実践を要求し始めたんです19世紀を通じて大衆はこのような万人の権利の人に徐々に感化されていきますがこの時点ではまだ彼らは自分の中にそのような大それた権利を実感することはなくましてやそのような権利を行使することもありませんでした来週は民主主義的な法制度の下で旧体制下におけるのと同様の生活態度と自己意識を持ち続けていたんですしかし今や勝手にそうであった万人の権利は現実のものとなりましたしかももはや形式的な法律の条文において現実になったのみならず思想の市議の如何を問わずあらゆる個人の心の中で現実となったんですそのことは反動的な思想の持ち主であっても例外ではありませんつまり基本的人権と市民権を承認する法制度を粉砕するような思想を持ったテロリストにとってさえも万人の権利はあって当然の前提なんですオルテガはこのような体臭の奇妙な精神状態こそが今日の世界で起こりつつある時代の変革を理解するのに重要であると言いますかつては理念や法律上の文句に過ぎなかったものが今ではあらゆる人間の心理の構成要素となってしまっているつまり高邁な民主主義的思想が生み出した万人平等化の権利は目標や理想であることを八女単なる無意識的な前提に成り下がってしまったんです少し概念的で難しくなってしまいましたねこの辺りで第2章をまとめておきましょうポイント市現代の民主主義は体臭が宝物ことなく直接的に行動し物理的な圧力を手段として自分勝手な希望を社会に強制する超デモクラシーであるポイントに大衆は同族であることの権利を完全としてほしい大衆とは違う考えを持つ人とは違うものを車体から閉め出そうとするポイント3大衆にとって基本的人権などの万人共通の権利は努力して追い求めるべき理想ではなく単なる無意識的な前提にすぎない第3章体重は突如として近代文明に放り出された原始人であるオルテガは我々は今日平均化の時代に生きているといいます規則がギロチンにかけられることで財産は均等化され異なる階級間の文化程度も平均化され男女両性も近づきつつありますそればかりではなくこうえきや交通手段の発達によりそ大陸までもが均等化しつつあるんですそのような均等化によって多くの体重は得こそすれ損はしなかったと言えるでしょうこのことから大衆の反逆は生命力のを信じがたいほどの増加を意味するとオルテガはいます今日の体重は前世紀の人間よりも遙かに健康で強靭な精神を持っていますしかしその精神はまだはるかに単純であるとも言えるでしょうそのような単純な精神を持った体臭が複雑で高貴な精神を持った少数者によって作られた年や施設を席巻しているんですつまり大衆は伝統的な文明の真っ只中に突如飛び出した原始人何です 急性期が誇ったヨーロッパの学校教育は大衆に近代生活の表面的な技術しか教えることはできずついに体臭を真の意味で敬語をすることはできませんでした来週はより強力に生きるための道具は与えられましたが偉大なる歴史的使命に対する感受性は授けられなかったんです近代的な道具だけが与えられ文明的な精神は植え付けられなかった原始人だからこそ体重はこの世界が壮大な歴史を持つ複雑な有機体であることを知らずに世界を何の問題もない楽園であるかのように捉えそのような学園を支配しようと思いついたんですこのような原始人が今後も世界の支配者として君臨し社会の最終的な決定権を持ち続ける限りわずか数十年のうちに私たちの文明は完全に嫌だん状態に帰ってしまうことでしょうその時我々の文明が長い時間をかけて培ってきた方や技術は実にあっさりと胡散霧消してしまうことでしょう人類の文明を危機に陥れようとするこのような原始人をオルテガは安心しきったお坊ちゃんと呼んでいます安心しきったお坊ちゃんは生きることは容易であり資源や食料はありあまるほど豊かであり人生には悲劇的な結末などないと感じておりそれ故彼は支配と勝利の実感を見出しますこのような支配と勝利の時間が彼に野蛮状態の自分自身を肯定させ自分は立派で完璧であるという風に錯覚させるんですそしてこのような自己満足の結果彼は外部からの一切の忠告やつ誰に対して自己音だし他人の言葉に耳を貸さずに自分の存在に何ら疑問を抱こうとせずまた自分以外の人間の存在を考慮しなくなるんですかれの内部にある支配感情が絶えず彼を刺激して彼に支配力を行使させるんですそうして彼は社会のあらゆることに介入し自分の凡俗な意見を何の内政も遠慮もなしに直接行動によって達成しようとするんです今日あらゆるところに姿を見て所構わず自分の家万世をむき出しにするこの慢心しきったお坊ちゃんはまさしく人類史が生んだ甘やかされた子供なんですそしてこの子供は遺産相続以外は何もしない相続になんで彼が相続する遺産とは人類が違った文明からいいとこだけを取り出した快適さや安全性などといったいわば文明の便益です安心しきったお坊ちゃんは文明が彼に授けた贅沢で怠惰な環境が生み出した奇形児なんですこのことから安心しきったお坊ちゃんは世襲貴族に似ているといえるでしょう息が世襲するということは自分が作り出したのではない星の条件が生まれた瞬間から既に与えられているということです彼は生まれた時に突如それがなぜかもわからぬままとみと特権を持っている自分を見出しますこれらの富と特権は彼自身に由来するものではなくいうなれば彼の先祖が残した巨大なからなんですってしゅう貴族は遺産相続者として先祖が残したからを身につけて生きることを余儀なくされますしただって青春貴族が生きるのは自己のせいではなく他人のせいです自分自身のせいを全うするための努力をしない彼の人格は次第に輪郭がぼやけて行きますその結果が家計のフル一族の愚鈍かなんです安心しきったお坊ちゃんもこれと同じですありあまるほど豊かな可能性を持った世界は人間の性欲ドン歌詞血管の多い相続人ばかりを生み出すんですこのような相続には生まれ落ちた世界に有り余る豊かさしか見ずその背後にある苦悩を見ようとはしません彼は驚くほど便利な道具や未来が保証された国家そして快適な権利に取り囲まれた自分を発見することでしょうところが彼はそうした道具を発明することの難しさや国家という組織の不安定さそして権利を持つということが責任を持つことに他ならないということを知りませんこうしたむちが彼から彼自身の星の本質との接触の機会を奪い人間性を腐敗させてしまうんですそんなん安心しきったお坊ちゃんが時代の支配的人間像になった今日私たちはそれに警鐘をならす必要があります体が衰退の危機に瀕していることを人類の文明が死の一歩手前にあることを世に知らしめねばならないんです 当時のヨーロッパの西の水準は確かに過去のいかなる時代よりも高かったと言いますしかし未来に視線を転じた場合今日の高さがこのまま保たれることもなく当然コードの水準型捨てられることもなく性の水準は今後皇太子下落して行くだろうと思いますその凋落の原因が安心しきったお坊ちゃんすなわち大衆にあることはこれまで見てきた通りです来週はなぜそのような自らの罪を顧みないのでしょうかそれは彼らが自分の好き勝手なことをするために生まれてきたお坊ちゃんだからなんですおぼっちゃんにとって家庭内の一切の罪は最終的には何の罰も受けることなく済まされてしまいます家庭という教会内では街中では当然ただでは済まされないような多くの行為が許されてしまうんですそしてこの安心しきったお坊ちゃんは何お家の外においてさえ家の中と同じように振る舞うんです致命的で取り返しのつかないことなど何もないと信じているんですなんとも安心しきったことでしょうかオルテガが本書を執筆していた当時ヨーロッパはナチスをはじめとするファシストの波に飲み込まれようとしていました彼は体臭がファシストを支持する現場をおぼっちゃんのいたずらであるといいます来週の行為は自分の行動は取り消すことができないのだという真剣さが欠けているんです例えばシフトが我々から政治的自由を奪うとしてもそれは簡単に取り消すことができると思い込んでいるんです体臭が悲劇的です切羽詰まって決然とした態度をとっているように見えるのは単にうわべのことに過ぎません来週はこの文明世界には真の悲劇などありえないと思い込んでいるからこそファシストという悲劇を弄んでいるんですしかしこのような現状を引き起こしたそもそもの張本人が回収であるとは言い切れないとオルテガはいます体臭のようなお坊ちゃんが生まれる原因は彼らを甘やかす家庭環境乃ち現代のヨーロッパ文明にあるんですオルテガはヨーロッパの道徳的退廃こそがこのような大衆の反逆を生み出したんだと言います19世紀にはまだ人々は圧政の展望を持ちながら日々を生きていましたそれは19世紀にはヨーロッパが世界の上に行使していた権力が絶対のものだったからですしかし現在人々は未来の展望を見失いました今後世界を誰が支配するのかそして新しい権力はいかなる形で地球を覆い尽くすのか全く見当がつかないんです絶対的なせいの展望を失った人々は暫定的な星に身を投じることを余儀なくされますスポーツに対するル熱狂や政治的暴力新芸術から海岸での日光浴に至るまですべてが暫定的な根無し草なんですそれらは星の本質から見れば競技に過ぎないんです政治家の身振りが極端であればあるほど彼の思想は虚しく男達は今や何に投資すべきかを知らず女たちはどんなタイプの男性を選ぶべきかを知りませんしそうもなければ理念も基準もないんです19世紀まで人々が国民国家と呼んできたものは今日最大限度にまで膨れ上がりましたオルテガはもはやこのような破裂寸前の国家の境界を乗り越える以外になす術はないと言いますそのような教会は時代遅れ以外の何者でもなく人々を拘束する重荷となっているんですかって例を見ない自由を謳歌しているはずの民主主義国家の国民は国家という枠内にあって窒息雲仙何でどのような窒息寸前の国家は国民に新しい原理の自立の必要性を否応なく感じさせます第1次対戦後のヨーロッパが目撃したナショナリズムの爆発はまさにこのような現状から生じたものであるとオルテガはいます膨張した国民国家は破裂する寸前の風船のように軍事的国境や経済的苦境を含む内と外との境界に非常に敏感になるんですしかしオルテガはそのようなナショナリズムは全て袋小路であると一刀両断しますナショナリズムとは文明の原理に逆行する野生的な衝動なんですなぜなら文明が包括的なものであるのに対しナショナリズムは排他的なものであるからですナショナリズムが用いている単純な手段とそれを称揚する暴力的なナショナリスト等を見ればナショナリズムが歴史的想像とは全く逆のものであることは自明でしょう 一体どうしたらいいというのでしょうかこのような危機の時代に合って事態を打開するために折れて彼はヨーロッパ調国民国家スーパーネーションという概念を提唱しますヨーロッパの諸民族が一致団結ヨーロッパが再び自信を取り戻し自分自身に大いなる要求お菓子大敗してしまったモラルを再生することこそが重要だと言うんですこのようなオルテガの考え方は一見20世紀初頭のヨーロッパにおいてナショナリズムと対立したもう一つの大きなイデオロギー共産主義の思想を連想させるものですしかし折れて彼はヨーロッパ調国民国家スーパーネーションは共産主義とは別のものであると言いますロシア革命後共産主義は破竹の勢いでヨーロッパにも流れ込みましたしかしブルジョア階級が存在しなかったロシア帝国と違いヨーロッパにはブルジョアが存在ししかも彼らのさんは既にほとんど底をついているんですまたロシア革命を勝利に導いた暴力の担い手は労働者階級でしたがヨーロッパにおける暴力の担い手はプチブルジョワですこれはプチブルジョアだしどうするヨーロッパのファシズムがロシア革命以上に暴力的であることを見れば明らかでしょうつまりヨーロッパはロシアと違い共産主義の中に個々人の幸福の増大を認めていないんですオルテガの言うスーパーネイションとは財産を含めたすべてを平均化するロシア的な共産主義ではなく歴史や文化といったヨーロッパの諸民族が共通に持つ共通財産を渋滞としつつもあくまで各国の多様性や複数性を容認するよりダイナミックな概念なんです確かにスペイン人にはスペイン人のフランス人にはフランス人の独自の考え方があるでしょうしかし彼らは宗教科学王立芸術社会的価値など多くの面において同一の心理的構造を共有していますヨーロッパの諸国民はそれらは人間がよって生きるところのものをお互いに感じ愛知用水分かち合いながら歴史や文明を形成してきたんですそのような諸国民が共通に持つ価値観をまとめあげヨーロッパに新しいモラルを打ち立てることことを新たなる星の子様にとって不可欠な事なんです台風によって支配された社会の現状を打破し言わばヨーロッパ合衆国を建国することが必要とされているんです大山椒をまとめましょうポイント市大衆とは文明の真っ只中に突如飛び出し近代的な道具だけを与えられた原始人でありそのような体臭をオルテガは安心しきっておぼっちゃんと呼ぶポイントに安心しきったお坊ちゃんが時代の支配的人間像になった今日ヨーロッパ文明は衰退の危機に瀕しているぽいんとさんそのような危機を脱するためにナショナリズムや共産主義とは異なるスーパーネーションを建設しモラルを再生する必要があるいかがだったでしょうかおよそ100年も前に書かれたホースがまるで私たちが生きるこの21世紀について語っているかのような新しさを保つ内容であることにきっと驚かれたことでしょうその理由は本書が単なる時事的な話題を扱っただけの時事ネタ本ではなく社会問題を通じて私たち一人ひとりの体について論じた哲学書であるからに他なりませんそのため奔走大衆の反逆はショーペンハウアーヤニーチェと並べての哲学の系譜に属する書物であると言えるでしょうオルテガはほんその他にもライプニッツ哲学序説ヤドンキホーテをめぐる思索など様々な傑作が日本語に翻訳されていますこの動画を見て気になった方はぜひ本書を大衆の反逆を含め手に取って読んでみることをおすすめしここまで長らくご清聴ありがとうございました是非高評価ボタンだけでもポチっと押していただけますと励みになりより一層頑張りますのでよろしくお願いいたしますまたは私達は本要約論文解説チャンネルというのも行っておりますので興味がある方は是非そちらも見てみてくださいねということでまた次の動画でお会いできることを楽しみにしていますそれではさようなら