【おすすめ書籍】『ビジネスの未来―エコノミーにヒューマニティを取り戻す(山口 周[著])』の紹介

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【文字起こし】『ビジネスの未来―エコノミーにヒューマニティを取り戻す(山口 周[著])』皆さんどうもこんにちは本要約チャンネル納涼ですビジネスはその歴史的使命をすでに終えているのではないか本日紹介する本はこの問いについて真剣に考え考察したものになります現在の社会は停滞期に入ったのではなく安定期に入っているんですむやみやたらに経済成長をもう求める必要はない休んでいいんだ生活に必要なものは全て手に入るこの世界私たちは何のために働き何のために生きていくのかこの世界を安全で便利で快適なだけの世界から真に豊かで生きるに値する社会へと変えていくことこそがこれから先の時代では大切なのではないかそんな私たちが今生きている社会の根本を問いかけ揺さぶってくれる本を本日はご紹介いたします本日紹介する本はビジネスの未来私たちは今どこに居てこれからどのような未来を目指し何をしていくべきなのかそれを知るための考えるための一冊としてとても素晴らしい本になっています是非本日の動画で興味を持たれた方はお手にとって読んでいただけますと幸いです本日紹介する内容は以下の三つです第一章わたしたちは既に幸福になっている第2章人間が人間らしく生きるとはどういうことか第3章経済合理性では解決できない問題是非最後まで楽しんで見ていてくださいそれでは早速参りましょう第1章わたしたちは既に幸福になっているサイトにも紹介しましたが今のこの世界は安全で便利で快適なだけの世界から真に豊かで生きるに値する社会へと転換していく必要に迫られています経済成長をつづけ物質的に豊かになっていくことに喜びを見出す時代は終わりに近づいていること皆さんもご存知のことでしょう私たち人類はここ200年の間に素晴らしい進歩を成し遂げました多くの国で平均寿命はあったはい以上に慎重し一人当たり GDP は10から2倍に上昇しました中でもひときわ目を引くのが日本の処方薬とも言って良い変化です1800年の段階ではインドの少し上パキスタンと同程度だったら一人当たり GDP は2019年においてはフランスやイギリスとほぼ同程度その他の主要先進国と比較してもピザといった程度の水準にまで上昇したんです今の若い世代の方は実感できるかもしれませんが生まれた時にはすでにものが溢れかえっている環境で育ちお金が多少なくたって空にも生活するにも困らないそんな社会で生きる現代人にとっては物質的な豊かさを目指すという目標が既に行動原理にならなくなっているんです経済成長とテクノロジー A の力によって物質的貧困世界からなくすというミッションはすでにクリアされつつあるんです nhk放送文化研究所が1973年以来5年ごとに実施している日本人の意識調査の生活満足度に関する回答を見ても足りますが2018年の結果は1973年と比べ個人生活社会生活の糧面において物質的満足度が非常に高まっているんです私たちの社会は古代以来常に物質的貧困という問題に悩まされ続けてきたわけなんですがこの調査結果は大多数の人々にとってその問題が既に解消されていることを示していますこのような実感を社会の大多数の人々が得るようになったというのは人類の歴史上初めてのことです世界規模の生活満足度調査においても1980年代と比較して2010年代というのは生活に高い満足度を感じている人が田舎に増加していることが分かっていますただそこには注意点もありますこの30年で生活満足度の平均が上昇しているのはもともと平均的に満足度を感じていた層がより高い満足度を得ることができるようになっただけなんですそもそも生活満足度が低かった草の満足度は停滞してしまっているということにも目を向ける必要があります私たちの社会は高い満足度を感じる人を大きく増やすこのことには成功したものの低い満足度を感じる人を大きく減らすことには失敗してきたんですつまり取り残されている人々がいるこれは今私たちの社会がチョクメンしている大きな社会問題の一つであり sdgs の理念やオードリー炭酸が目指している社会が誰も置き去りにしない社会であるように今後の課題として注目すべきものですさて話を日本人の幸福度に戻しましょう世界価値観調査の幸福度の煮方 期間で大きく伸びています1981年から1984年ここから2010年の間に三つの大きな変化が起きています一つ目がとても幸福と答えた人が15%から32%8倍以上に増えていること二つ目が嫌や幸福ととても幸福を合計した数値は77%から86%へと増えているということみっつめが幸福ではない全く幸福ではないを合計した数値が16%から10%へと減少していること要するに総じて幸福だと感じる人がとても増え総じて不幸だと感じる人が減ったということですしかしこの調査結果を聞いて不思議に思う人もいるのではないでしょうか1981年から1984年といえば日本経済は長期の前夜にあたる時期ですこの時期以降日本経済は19089年のバブル経済の頂上へ向けて駆け上っていくことになりますそのような経済的に勢いのあった時期の幸福度や満足度のスコアが経済的に停滞した今のスコアより明確に低いこのことを私たちはどのように解釈すればいいんでしょうか過去30年にわたって経済は全般に低調に推移しているのに生活満足度幸福度は大きく改善しているという事実この事実が私たちに教えてくれることは何でしょうかそれは経済をこれ以上成長させることにもはや大きな意味はないんだよっていうことなんですね私たちは長年にわたる経済的成長の成に生存のための物質的基本条件の獲得という人類が長いこと望んでいた夢を実現し今や大多数の人が総じて幸福だと言える社会おそらくはかつての人々がユートピアとして無双したものに近い社会を築き上げました絵に私たちのほとんどは過去の人が思い描いた食べ物に困らず住む場所に困らず安全で快適な暮らしを送ることができるそんな理想郷で生活しているんですしかしそんな快適な暮らしを送っているにも関わらず私たちは何か物足りなさを感じず日本の再生や日本の最高といった威勢の良い掛け声とともに世界に向けて経済的存在感を示していたかつての極意を取り戻したいという国家主義的なノスタルジーに囚われてしまっているのかもしれませんそのような主張は経済的派遣で国の序列は決まるんだという昔ながらの価値観に縛られた考え方と呼べるのではないでしょうかしかし実際は既に経済的覇権を競い合うフェーズは終わりいかに人類全体が矯正し幸せになっていくかを考える段階に来ているこの認識はこれからの社会を生きていく上でとても大切なものになります私たちの社会が依然とし看過できない様々な問題を抱えていることは確かですがここまで確認してきた満足度幸福度などのデータは私たちの社会が着実に明るく開けた幸福の高原へと近づいているんだってことを示してくれているんです私たちの社会は停滞の暗い谷間へと向かっているのではなく成熟の明るい高原へと向かっているその立場に立って考えるならばビジネスはもうその歴史的使命を終えていると言えるのではないでしょうかパナソニックの創業者である松下幸之助は松下電器の創業にあたりビジネスの氏名生産者の氏名を生活物質を無尽蔵に提供して身を除くことだと宣言していますということは8割から9割の人々が物質的に満足してしまっている現在の日本においてパナソニックはその社会的使命を達成し終えたということもできるかもしれませんこれは何も日本に限った状況今日ではありません様々な統計データが示すとおり21世紀の先進国に生きる人々の大多数はすでに物質的な不満を抱えずに生きることができるようになっているんですその必然的な結果として消費の皮膚科とでも表現するべき変化が起きています経済成長と所得上昇が何よりも優先された近代社会から生活の質や幸福感がより優先されるポスト近代社会へと私たちは移行しつつあるんですこれは私たちの日常でも実感できるのではないでしょうかたとえば昔はカラーテレビクーラー自動車がさらに前は白黒テレビ洗濯機冷蔵庫が三種の神器として扱われていましたこれらは豊かさや憧れの象徴でありこういった生活を豊かにするものにお金を使うそのために仕事を頑張り所得を上げるそれが当然だったんですしかし今はほとんどの家庭にテレビはあり さらには皆が一人一人スマホを持ち何不自由ない暮らしができているんですこのように物質的欲求に関する不満の解消を果たした私たちは消費の対象として生活必需品ではないものや承認欲求のためにお金を使うようになっているんです本来であればもうお金を使う必要が無いほどに豊かな生活ができている私たちがお金を使ってしまうのはなぜかそれが企業の行っているマーケティングにあるんですそもそも国民のほとんどに生活必需品が行き渡っていない状態であなたがその生活必需品を売ればマーケティングをする必要もなく商品は売れていくんですしかし今のこの物質的欲求に関する不満が解消されてしまった世界で何もしなくても商品が売れていくということはありえません物質的欲求に関する不満の解消はそのまま市場における需要の縮小を意味しますからビジネスにとっては大変困ったことが起きていると言えるんです本来であれば物質的欲求に関する不満の解消は素晴らしいことでビジネスはそれを目指すものだったはずですしかしこの物質的欲求に関する不満の解消が果たされてしまったのと同時にビジネスはその存在意義を失ってしまったそこで歴史的使命が既に終了しているにも関わらずあたかもそれを終了していないかのように振る舞っていらぬ混乱を世の中に巻き起こしてなんとか指名終了の延命を測っているそれがマーケティングなんです本来であれば需要が無かったところに需要を作り出す消費者が気がついていない不満を炙り出して解消するビジネス書を読むとよくこういった類のことが書いてありますが結局無理やり不満を作り出して解消することによってしかビジネスは延命できなくなっているんです実際1970年代において広告代理店の電通でマーケティング戦略立案のためにもちぎられていた戦略10分は次の内容で構成されています市もっと使わせろに捨てさせろさん無駄使いさせろ4季節を忘れさせろ5贈り物をさせろ6組み合わせで買わせろ7きっかけを藤次郎8流行遅れにさせろ9時安く買わせろ10混乱を作り出せ確かにこれらのことができれば授業の方はは先送りにできるかもしれませんしかしこれでは私たちの生活が豊かになるとか幸福になると言ったことにはつながらないんですよねそして本当に問題なのはここからですこのビジネス書マンによって成り立ってしまっているという構造に多くの人が気が付いてきているということそしてその意味も意義も感じられない営みに駆り立てられて高い目標を達成せよと圧力をかけられた人は精神的に壊れていてしまっているということです戦後復興期の日本人には私たち一人ひとりの仕事が国を豊かにしていくんが私たちが国を支えているんだという思いがありましたが今の皆さんの仕事に意味や意義はありますでしょうか自分がしている日々の生活に意味が見出せなくなったとき人は生きていくことができなくなってしまうんです Who は2017年全世界的に増加傾向にあるうつ病が21世紀中に先進国で最も深刻な疾患の一つになる可能性を警告しました私たち人間は意味をエネルギーにして生きているので意味も意義も感じられない営みに携わって生きることはできません私たちの社会が今後大きな危機を迎えることになるのだとすればそれは経済的なスイカや物質的な太君などではなく間違いなく意味の喪失という問題によって引き起こされることになるでしょう物質的不足を解消するという目標を達成してしまった今その価値観自体が失われてしまったんですだからこそ私たちは新たな価値観を真剣に考える時期にきているといえるのですさて少し難しい話になってきましたのでここで第1章をまとめておきましょうポイント市私たちの社会は古代以来常に物質的貧困という問題に苛まれ続けてきたわけですが大多数の人々にとってその問題がすでに会社をされているポイントに過去30年にわたって経済は前半に低調に推移しているのに生活満足度や幸福度は大きく改善しているぽいんとさんすでに経済成長が私たちを幸せにしてくれるというフェイズは終了しており新たな価値観を模索する時代に突入している意味の喪失という問題はあのめちゃくちゃ有名な19世紀の哲学者ニーチェによって既に予言されていましたニーチェは近代化によって物質的豊かさを獲得した人々が という状況に陥ることを当時から既に予言していたんです凄すぎますよね物質的豊かさが増していく一方で科学の勃興によって宗教という規範の解体が進んでいくその世界において人々が意味の喪失という重大な病に侵される当時のニーチェを取り巻く世界であれば神のために生きるという意味が失われるということでしょうが今の私たちに置き換えると国の復興のためにとか家族の生活のためにといったものが失われつつあるということでしょう私たちは一体何のために生きているのか何のために仕事をするのかそれを第2章からさらに考えていきましょう第2章人間が人間らしく生きるとはどういうことかさて第2章では人間が人間らしく生きるとはどういうことか何のために人は生きるのかこれから先私達は何を目指して進んでいけばいいのかというテーマで話を進めていきましょうまず GDP というよくニュースで耳にする数値に潜む罠を一旦ここで見ておきましょう皆さん GDP が大きい国と呼ばれるとどんなイメージがありますかなんとなくですが大国のようなイメージであるとか栄えている国といったイメージをお持ちではないでしょうか GDP は国内総生産のことで国内で生産されたモノやサービスの総額で経済の規模を表すものさしとなっていますつまり GDP が大きい国は経済の規模がそれだけ大きく国として繁栄していることを表しています習ってきたと思いますが本当にそうでしょうかそもそも GDP は100年ほど前のアメリカで世界恐慌の影響を受けて日に日におかしなことになっていく社会経済の状況全体として把握するという目的の為に開発されたものです当時のアメリカの大統領をハーバートフーバーには大恐慌何とかするという退任がありましたが手元にある数字は株価やツナとの産業財の価格といった断片的な数字だけで政策立案法となるようなデータが未整備だったのです次回はこの状況に対応するためにアメリカは今どのくらい多くのものを作ることができるかという論点について調査を依頼します2年後議会に提出された報告書には現在の私たちが GDP と呼ぶようになる概念の基本形が提示されていましたつまり測りたい問題が先にあった上で測るための指標が後で導入されたということですこの計りたい問題が先にあった上で測るための指標が後で導入されたというのは非常に重要なことです100年も前のアメリカで社会経済の状況全体として把握するという目的のために作られた GDP という指標が今停滞しているからといって一体何なのでしょうか GDP という数値を上げることを求めて一体何になるのでしょうかどのくらい多くのものを作ることができるかという測定は当時は確かに意味があったのかもしれませんしかし第1章で説明した通り少なくとも先進国においてはこの物質的な不足という問題は既に解決されてしまっています既に物質が行き渡った社会においてどれだけのものを作り出したのかという指標を高い水準に保とうとすればそれは必然的に浪費家斜視を促進しているものをじゃんじゃん捨てることが美徳として生産される社会を生み出すことにつながりますそのような社会を私たちは本当に望んでいるので消化する年ほど前に中国に GDP で抜かれてしまったというニュースが話題になりましたしかし抜かれたからといって抜き返す必要などないのかもしれませんどれだけのものを作り出したのかで国力を図る時代はもう終わったのですそれでは私たちはこれから何を目標に何のために生きていけばいいのでしょうか世界経済フォーラムは2021年1月に開催される年次総会のテーマオブザグレートリセットにすると発表しました世界経済フォーラムを創設したクラウスシュワブ会長はこのリセットが意味するものについて次のように答えています世界の社会経済システムを考え直さないといけない第二次世界対戦後から続くシステムは異なる立場の人を包み込める環境破壊も引き起こしている持続性に乏しくもはや時代遅れとなった人々の幸福を中心とした経済に考え直すべきだ第二次世界対戦後から続くシステムとは無限の成長を前提とするシステムのことですしかし現在の私たちはもう気づいているように世界経済全体が無限に成長していくことなんてあり得ず成長は必ず停滞衰退を迎えます成長こそが目的だと捉えひたすらのめり込んでいくことは環境破壊すら引き起こし人を幸せにするものとは言えないのです私たちの社会が今向かっているのは携帯の暗い谷間などではなく明るく風通しの良い高原なのだ 人々の幸福を中心とした経済なのだという考え方を持つことが大切なのです咳者のリセット後の資本主義はどうなりますかという質問に対し資本主義という表現はもはや適切ではない金融緩和でマネーが溢れ資本の意味は薄れた今や成功を導くのはイノベーションを起こす起業家精神や才能でむしろ才能主義と呼びたいと述べました様々な書籍でも述べられていることですが今まさに資本主義からの脱却が行われているのかもしれません資本主義というのは資本は無限に増殖するということを信じて奉るという一種の信仰です資本がもはや過剰になり増殖できなくなった以上この信仰はもはや維持できなくなった年は空いているわけですなぜ日本は無限に増殖するということを信じることができなくなってしまったのでしょうかそれは先進国の金利がほとんどゼロに近い水準まで落ち込んでしまったということからわかりますかとエバー銀行の預金金利がプラスでありとお金を預けていればお金は無限に増えていきますよねなぜただお金を預けているだけでお金が増えていくのかそれは社会が時間を経ることで少々成長拡大するという期待があるからです時間によって資本の価値が増殖するということを私たちの社会は前提にして構築されているわけですここで金利がゼロに近づいているということはどういうことを意味するのでしょうかお金を預けていてもお金が増えることはないつまり社会が時間を経ることで少々成長拡大するという気体がもうすでにないということを意味しているのです時間によって資本の価値が増殖するという前提が崩れされば資本は無限に増殖するという資本主義の根本を信じることができなくなります今まさに私たちはそんな世界の中に生きているのですだからこそ資本主義の根底が揺らいでいる今資本主義をそして経済成長信仰し続けるというのは神が死んだ世界で神を信仰し続けるのと何ら変わりないのかもしれませんが経済発展のために私たち人間が持っている個性や才能を投じるという考え方はもうすでに時代錯誤になりつつあるのですシュワブが語る資本主義から才能手芸の転換というのは経済発展だけをいたずらに目指すのではなくより良い社会の実現のために私たち人間の持っている才能や時間という資源を投入するべきだというアイデアなのですより良い社会とは何なのかそこを真剣に考えることがまず私たちがするべき最初の課題と言えます心理問題なのは経済成長しないということではなく経済以外の何を成長させればいいのかわからないという社会構想力の貧しさであり更に言えば経済成長しない状態を豊かに生きることができないという私たちの心の貧しさなのです私たちは何のために生きるのかという目標価値観を新たに見つけることこれ細田今私たちが生きている意味と言えるのかもしれません第2章を求めましょうポイント市 GDP は100年ほど前のアメリカで作られたどれくらい多くのものを作ることができるかという指標であり既に物質が行き渡った社会においてどれだけのものを作り出したのかという指標を追い求めることに何の意味があるのかを考えなくてはならないポイントに時間によって資本の価値が増殖するという前提が崩れつつある今私たちは資本主義を見つめ直す必要があるポイント3人に問題なのは経済成長しない状態を見ることができないという私たちの心の貧しさである私たち個人の価値観はもちろん社会全体としての価値観を考えることが今まさに必要とされていることなのかもしれません第3章経済合理性では解決できない問題さて第3章では経済合理性では解決できない問題について見ていきましょうあなたが事業を始め L として使用が多く費用がかからない問題と需要が少なく費用がかかる問題どちらを解決するような授業を始めるでしょうか多くの人は需要が多く費用がかからない問題を選ぶと思いますお金を稼ぐ必要がある以上問題解決にかかるための費用と問題解決で得られる利益が均衡するような限界ラインつまり採算が合うラインというものが存在し費用の方が大きくかかってしまうような問題には誰も取り組むことがないという状況が出来上がってしまいます普遍性の低い問題あるいは難易度が高い問題については未着手のまま放置されてしまうここに市場原理主義の限界があります例えばこれまで安全で快適に生きるための物質的基盤の整備はほぼ完了したほぼ終了したと語ってきましたがここでわざわざほぼという副詞を持ついたのは取り残された人たちが存在しているからなんです国立社会保障人口問題研究所による2017年の調査 過去1年以内に経済的理由で食品が購入できず困窮した経験を持つ世帯は13.6%となっています毎日の食事というのはまさに最優先されるべき物質的基盤ですがそのような欲求を経済的理由で充足できない状況にある人々がいるのです子供の貧困という問題についても同様です現在わが国の子どもの貧困率が多い CD 諸国で最悪の数値となっておりさらに明確な悪化トレンドにあることをご存知でしょうか子供の相対的貧困率は1985年の10.9%から2015年には13.9%へと悪化しているんですまた罹患する人が極めて少ない希少な病気希少疾病という問題もまた普遍性の低い問題でありこのような問題に取り組んでも株主が喜ぶような大きな売上や利益は期待できない可能性が高く市場原理主義の立場ではこういった問題に取り組む企業は出てきませんこのように置き去りの人々が出てきてしまうことが資本主義の最大の問題点と言えるのではないでしょうか経済合理性だけに頼ったのでは解決することのできない問題がずっと残存し続けているこの現状から目を背けてはならないのでサンテグジュペリは人間の条件として己に関わりのないと思われていた主さんさを前にして恥を知るということをあげていますもし私たちが経済合理性を理由にして社会に残存する格差や貧困虐待といった悲惨さを放棄せざるを得ないのだとすればもはや私たちは人間性を備えた存在でありえないと言っているのですこれから先私たちは金銭的報酬を超えた価値観を身につける必要があるのですそれは衝動といってもいいでしょう衝動とはつまりそうせざるにはいられないという強い気持ちのことです損得計算を勘定に入ればやってられないよという問題を解決するために経済合理性を超えた衝動が必要になります現在の世界が抱えている根深い問題の多くはそのような衝動によって自己を駆動する人によってしか解決することができません自分が損したって助けたい人を助けるんだという思いがなければこれらの問題は解決していかないのですしかしそうは言っても自分の生活を犠牲にして人助けができるような人は多くはありませんころの中では助けたいと思っていても自分の生活すら思うようにいかない状況では助けることなんてできませんだからこそ社会はそういった衝動に突き動かされた人々の生活を守り活動を促進するためにベーシックインカムのような経済的セキュリティネットの実装を行う必要も出てきます改めて誰も置き去りにしない社会を作るために私たちはこれから先どう生きていくべきかを問われる時代に今まさに生きているんだという認識を持ってこれから先日々の生活と向き合っていく必要があります第3章をまとめておきましょうポイント市市場原理主義の問題点としては普遍性の低い問題あるいは難易度の高い問題については未着手のまま放置されることが挙げられるポイントに経済合理性では解決できない問題を解決するのは助けたいと思う人の衝動であるポイント3衝動に突き動かされた人々の生活を守る活動を促進するためにベーシックインカムのような経済的セキュリティネットの実装を行う必要も出てくるさていかがだったでしょうか以前紹介させていただきましたオードリータンさんの自宅でも語られていましたが誰も置き去りにしない社会を築いていくというのはこれから先の世界を生きていく上で欠かせない考え方になって行きますベーシックインカムに対する見方もこういった視点で考えるとまた違ったものになるのではないでしょうか多くの人が何不自由なく生活できるようになった社会の中で取り残された人たちについて考える人類全体が誰一人欠けることなく幸福になれるそんな車海を作っていく夢物語に思えるようなそんな社会を今まさに私たちは作ることができるところまで来ているのかもしれません誰かを置き去りにするような社会を作ってきたのは世界のどこかの誰かではなく紛れもない私たちなのですそしてそれを解消するのもまた私達であるということを肝に銘じこれから先生きていきましょうここまで長らくご清聴ありがとうございました是非高評価ボタンだけでもポチッと押して頂けますと励みになりより一層頑張れますのでよろしくお願いいたしますまた次の動画でお会いできることを楽しみにしていますそれではさようなら
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